今週のjournal club

毎週金曜日のカンファレンスから。

 

Safety and efficiency of a chest pain diagnostic algorithm with selective outpatient stress testing for emergency department patients with potential ischemic chest pain

Frank Xavier Scheuemeyer etc

Annals of Emergency medicine  volume 59 No4   April 2012

 

2007年のAHAガイドラインでは9時間~72時間の観察時間が必要である。

そこを、6時間までの観察時間と、トロポニンTでの負荷心電図で経過を見る。

結果としては、6時間までの観察でみても、見逃しはなかった。

 

biasに関しては、selection biasとして、非典型な症状で来院されるACSは除外されている。

日本で経過を見る際には、特に当院では、夜間でも、心エコーを行っているため、トロポニンの繰り返し検査を行うかどうか。その前に、カテの検査をするかどうか。

そんな議論が交わされました。都市型、救急病院の場合、簡単には入院での経過観察ができない、または、観察ベッドを6時間から48時間も確保できないという点からは有用な論文かもしれませんが、日本ですstudyを加えるとしたら、心エコー(どうしても客観的評価としての妥当性が低くなりますが。)を付け加えることで、経過観察時間が短縮されるのではないかとの意見も出ました。

さ、他施設の方、医学生の方、どしどしご意見をください。議論を皆さんでしてみましょう!

院外講演

当院救急総合診療科では、日々の診療だけでなく、地域の皆さまに、救急指導も出張して行っています。今回は、救命士の作田くんと二人で、逗子まで行ってまいりました。皆さん熱心で、AEDについても細かい質問もありました。

私たちも、院外での教育を充実させていかないといけないですね!

昼間の外は、子供の声がたくさん聞こえて、ゆったりとした時間が流れていました。

榛原病院

今週前半は、私が、榛原病院での救急勤務です。

ここ榛原病院は、静岡県牧之原市にあり、電車が近くに走っていないこともあって、なかなか交通の不便な場所です。

ただ、海も近く、幹線道路も近くを走るため、外傷も多々見られます。

私自身、約2年ぶりの勤務でしたが、スタッフの皆さんも覚えて下さってましたし、とても働きがいがありました。

大阪からバス旅行で来たおじいさんが、バスの中で、意識消失してSAで救急要請。

子供の外傷で、外傷後何度も嘔吐を繰り返す+軽度意識障害あり

子供で右眉毛部に裂創。縫合が必要→ぎゃんぎゃん泣いちゃう。

 

など有りました。

子供(4歳)の縫合には、ドルミカム、点鼻を行いました。

本人、ぼーっとしてましたが、縫合している最中は、少し力が入っていました。

翌日、傷checkに来てもらいましたが、何をしたのか覚えていなかったとのこと。傷をもう一回見せて?というと、素直に見せてくれました。やはり、針をあまり使わないというのは子供にとっていいことですね。

Ann Emerg Med. 2011 Oct;58(4):323-9.

A randomized clinical trial comparing oral, aerosolized intranasal, and aerosolized buccal midazolam.

 

コメディカルのかたに聞きましたが、静岡の「さわやか」ってところのハンバーガーが有名らしいです。次回は食べてみたいです笑